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祖父とツバメ
先日は、大好きだった祖父の命日。
この季節、ツバメを見かけるたびに、祖父のことを思い出す。
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祖父母の家には毎年ツバメがやって来る。6月、彼らは巣立ちの時期を迎えていたが、
一羽だけ巣から出られない成長の遅いツバメがいた。
祖父はそのツバメのことを気にかけ、毎日巣を覗いては、静かに見守っていた。
そんな6月のある日、祖父は突然亡くなった。

本家の葬式通夜は、すべて、家で執り行う。
倉では炊き出しが行われ、家の中も庭先も知らない人たちでいっぱいだ。
家族も私も忙しくて、悲しんでる余裕もない。
それでも庭に出るたび、電線にとまるツバメに目をとめた。
巣の中にはまだ、飛び立てないツバメがいた。
「そろそろ帰らないと・・・だよ。」そういう思いで、今日もツバメたちをみた。

お通夜、火葬と終え、弔問客もお手伝いの人もいなくなり、身内だけになった。
急に静かになった。
昼過ぎ、納骨を終え、家に戻った。

・・・ツバメがいない。

電線にも巣の中の一羽のツバメもいない。その夜も次の日も次の日もツバメは帰って来なかった。
祖父とツバメ、一緒にいったんだね。家族みんながそう思った。
毎年、ツバメをみると、その時のことを思い出す。

そして、3年前、愛猫のみぃも同じ日に旅立った。


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ペットとの別れ。愛すればこそ、別れが辛い。大切な思い出さえも、辛いばかり。
いっそ、全てを忘れたい。愛さなければよかったとさえ、思った。

でも、悲しみと淋しさの後に、それ以上の懐かしさと温かさを与えてくれる。
二度と笑えないかもしれない。そう思っても、温かい目であの頃を懐かしく思うことができる。そんな時がくる。
愛さなければよかった、出会わなかったらよかったなんて、そんなことってないんだよね。
そうやって、縁のあったもの同士、別の世界のものとなっても、支えあっていけるんだよね。

(写真上)蓮の花の写真はこちらから
(写真下)みたま祭りの写真はこちらから
この記事に対するコメント
昨日
姑の一周忌で出来たてのお墓に納骨してきました。
なんかもう一度お別れするみたいで骨壷を収めるときちょっと
泣きそうになりました。別れはつらいんだけどやっぱりすべてを
忘れずに思い出は何度もかみしめていたいです。ツバメたちも
優しいおじいさんの事、大好きだったんでしょうね。みいちゃんも
たくさんの思い出を残してくれましたね、会いにいった時「つちのこ」状態で和ませてくれたみいちゃんを、今も覚えてますよ♪
【2007/06/10 02:50】 URL | ゆっき〜 #p6CkwyQg [ 編集]

ありがとう♪です
■ゆっき〜さん
空の上のお姑さんにもその気持ちは伝わり、傍らにいらっしゃるご主人にもその心は伝わり、
ゆっき〜さんの周りの人たちはみんな、幸せの中にいるのだろうなと感じました。
この思いは巡り巡って、ずっとずっと先の話ですが、ゆっき〜さんも多くの人にそう想われるんだろうな。
私自身も、そんな人生、送りたいなと思いました。しみじみ・・・。
それと、みぃが「つちのこ」だったこと、おぼえていてくれてありがとうです。
おっとっと、私が忘れておったですよぉ(汗)えへへ。つちのこだっただった♪みぃ〜・・・♪
沢山の思い出があるって幸せです♪
【2007/06/12 21:45】 URL | nana #z8Ev11P6 [ 編集]

出会いも別れも
身内でも友達でも、この世界で逢えた事が嬉しければ嬉しいほど、別れはつらいものですね。
でも、その「つらさ」が人間らしい感情なのだと思っています。

私もつちのこ状態のみぃちゃんに逢いたかったなぁ。
でも、nanaさんの「楽園の扉」に出演している『我輩は猫である、つちのこではない』を時々拝見して和んでます☆
【2007/06/22 22:41】 URL | きゃら #vZbA1Su2 [ 編集]

悲しみが大きい分だけ
■きゃらさん
優しいメッセージありがとうございます。ほろっとなりました。
別れの辛さの渦の中にいるときは、いっそ出会わなければよかった
とさえ思いましたが、そんなこと、ないんですよね。
つちのこみぃ(笑)。虹の橋にいっちゃった彼女ですが、こんな風に話題にしてもらって、
喜んでいると思います。私からもありがとう。
そして、これからもつちのこな猫をみつけたら、みぃのこと、思い出してやって下さい♪
【2007/06/22 22:46】 URL | nana #z8Ev11P6 [ 編集]


大好きな人を亡くした悲しみは、当事者じゃないと分からないものです
ものすごく悲しくて、自分の命さえも軽く見えてしまいそうです
出逢わなきゃ良かった・・・・そう言う人もいます
でも、自分の心に住み着いた人は何かしら残してくれます
後々、思い出として心を支えてくれるかもしれません
愛することは、とっても大事な事ですよ
【2008/06/11 00:36】 URL | SHU #- [ 編集]

大切な想い
■SHUさん
生きていくことさえもつらくなるような、別れでも、人はいつか乗り越えていくものなんですよね。
愛することの大切さ。その人と係わってきた時は、命尽きたとしても、決して消え去るものではありません。
その時は、悲しみの渦の中。何もかも考えられないでしょうが、
きっときっと、その大切な人たちは自分を支えてくれるんですよね。
【2008/06/11 20:17】 URL | nana #z8Ev11P6 [ 編集]


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