| 映画と飛行機 |
 写真は、タイのカンチャナブリ、泰緬鉄道とクワイ河鉄橋
近頃はめっきりと映画やTVドラマを流し観する事が多くなった。 そんな中で「NTSB/323便の謎を追え!」はその逆だった。 飛行機に乗る前には絶対に観たくない作品の一つである。 そうでなくても、私は飛行機が大の大の苦手。時間とお金に余裕があれば、旅は船か鉄道がいい。 旅に出る前、必ずブルーになる。その一因はこの「飛行機」にある。 飛行機嫌いでなければ、海外旅行の機会も増えるだろうに。
ついでということでここで航空会社に一言もの申したい。 機内上映する映画は、内容を確認の上、事故が連想されるものは止めて〜欲しい。 「アポロ13号」無事着陸できるかといった内容の映画を上映されたときは、ひじょーにきびしかった。
「NTSB/323便の謎を追え!」のストーリーはというと、
満員の乗客を乗せた飛行機323便がコロラド山脈に墜落。 NTSB(国家運輸安全委員会)が召集され、事故調査が開始される。 安否確認を求める家族と早期に営業を再開することしか頭にない航空会社の若手社長。 原因究明は遅々として進まない。 ブラックBOXからも、機体の残骸からも事故の原因は見つからなかった。果たして墜落の原因は、 飛行機の故障・整備不良なのか、パイロットの操縦ミスか、それともテロによるものか。
格安が売りのこの航空会社はコスト削減重視、社長は全てを金に換算する人物だ。 彼は事故の原因をパイロットのミスで片付けたい訳で、FBIは何かとテロに結びつけたがる。 様々な思惑と利権が渦巻くなかで、NTSBは真相を究明できるか、 そして遭難者とその家族の葛藤をも描いたドラマでR。
事故の前後の様子が事故の検証や生存者の証言の中で、 時系列でなく、ランダムに描かれているところに、リアルさと その「場」の恐怖と記憶に「残る」恐怖の両方を感じることができた。
監督は『バニシング・エアー』のジェフ・ブレックナー。
バンコクで地下鉄の事故があったばかりだ。 はじめはコンピュータミスとも言われていたが、その後人為的ミスに改められた。 事故の原因追求には様々な人間の思惑と力が働くのだろうなと、 当たり前のことなんだろうけれど、改めて感じた。
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